技術が育むクリエイティビティ
知識や技術を知的財産として後世に残すことも企業の役割のひとつといえます。そのためには貴重な研究成果を有効に活用するシステムと、それを扱う有能な人材を育てることが大切です。函館には高専・未来大・北大水産学部など理化学系で意義ある研究開発を行なっている教育機関があります。若者達が日夜、新しい技術を追い求めて情熱を傾けているのです。当社にはそこでの実習経験やIT知識を実践できる環境があり、研修生の受け入れや新卒の雇用にも積極的に取り組んでいます。また産学官の連携事業への参加は、学術的な研究を当社の業務として実用化する試みであり、同時に次代を担う才能を発掘して世に送り出す役割を果たしているといえます。新しい価値観や個性とともに、地元の産業に貢献できることにやりがいを感じています。
横断的活動が生むダイナミズム
企業が利益追求だけでなく、地域社会のために何ができるかを考えることは重要です。当社では社会活動の一環として産学官の連携事業に多く取り組んできました。地域のシンクタンク的役割を果たす組織とヴィジョンを共有し、土木工学のみならず海洋調査や観光振興など地域資源に関わる分野とのネットワークを構築しています。当社の技術力を有効に社会に還元するため、常に横断的に活躍できる進歩的な企業を目指しています。社員全員がより良い地域づくりの担い手であるという自覚と責任感で自らの仕事と向き合っています。
01 未来のために人を創る

CREATION
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ともに歩むものづくり
人材育成
次世代の個性や能力をバックアップ
近年のIT技術の発達が私たちの暮らしに革新をもたらしたのは衆知のとおり。土木工学の分野でも技術は日進月歩であり、当社はそのノウハウを目覚ましいスピードで習得してきました。その根幹にはテクノロジーは社会をよりよくするために必要であるという信念があります。加えて技術を求める好奇心が尊重され、それを存分に追求するための環境が必要であるとも考えています。子どものころからデジタルツールが身近にあったIT世代が熱心に研究しているテーマも実務に活かせるよう、創意工夫に努めています。世代を超えて有益な技術が共有され、常に創造的なものづくりを成し遂げることができるよう、柔軟な発想で前進しています。
優れたエンジニアを育てる環境づくり
ノース技研の社内は営業マン風の背広姿と、いつでも現場出動できる作業着姿が行き交う職場です。土木コンサルタントに求められる気質はデスクワークでパソコンや書類に向き合う集中力と工事・測量現場で臨機応変に対応できる機動力なのです。そうはいっても双方を完璧にこなすのは容易ではありません。そこを強固なチームワークで補完しあい、スタッフ各人が適材適所で才能を発揮できるような組織づくりに努めています。また技術士や測量士などの資格取得を全面的に支援することで、これまで優秀なエンジニアを数多く輩出してきました。休日や各種手当など福利厚生も充実させ、気持ちよく仕事に集中するための環境も整えています。技術者として、社会人として更なるスキルアップを実現するため、各部署のリーダーが丁寧な指導方針で若手社員を育成しています。
02 ノース技研はどんな会社?

CREATION
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技術者たちのまなざし
ノースの流儀
社会事業で育まれた土木哲学
地域の暮らしを守る重要な任務です
土木業の仕事は調査から測量・設計施工まで、多岐に渡ります。それぞれの基本業務には屋外での現場作業とデータ解析・図面作成などのデスクワークがあります。いずれも緻密で神経を使う仕事ですが、土木工学に関する総合的な知識と経験が身に付きます。さらに扱う工事の多くは地域のライフラインやインフラ整備に関わるもので、きわめて重要な意義があります。幹線道路など経済活動を支える工事から災害調査まで、住民の生活と安全を守るための社会事業の一環と言えるでしょう。土木コンサルタント業には技術力で社会に奉仕するといった献身的なスピリットを持つエンジニアが多くいます。ノース技研のスタッフも、同様に高い理想と問題意識を持っています。社内では自らの仕事が社会にどのような形で役立っているのかを高い次元で共有するため、スタッフ間での対話やカンファレンスを大切にしています。
すべてのひとに価値を届ける
当社は法人として品質マネジメントを評価するISO9001を取得しており、組織のパフォーマンス機能を徹底して管理しています。コスト面、技術面でも無駄の無い業務態勢を整えています。顧客サービスの観点から常に高品質で、コストパフォーマンスの高いプランを立案していますが、利益優先の場当たり的な仕事は一切受注していません。当社にはゆるぎない技術者としてのプライドと哲学があります。私たちは公共工事に関わる際、本来の顧客はエンドユーザー、すなわち地域住民であるということを普遍的なテーマに掲げています。人々が安心して暮らすことができ、次世代に誇れる価値あるものづくりが信条なのです。社員ひとりひとりが地域社会の有形無形の財産形成の担い手として、広い視野をもって業務に励んでいます。その原型には当社が推進するジャンルを超えた社会活動があるといえます。
ノース技研の未来
多角的な視野で描く、進歩的ヴィジョン
技術者の知恵を活かすために
当社代表の布村重樹は地元函館において土木関連に限らずさまざまな事業に携わっています。海洋研究から観光振興などその多岐にわたる活躍ぶりは函館市内でも一目置かれた存在です。地域の歴史・文化・風土を包括的にとらえ、専門の土木分野では函館近郊のコンクリート遺産を介して当時の技術者の成果を後世に残すためのPR活動、海洋研究の分野では、地域資源としての昆布や海藻の製品開発に従事しています。いずれも優れた技術者たちの知見を地域産業に還元するための活動です。当社はそこで培った豊富なネットワークを土木コンルタントの業務にフィードバックさせる組織づくり・人材づくりを模索しています。企業のトップがベンチャー精神を忘れず、社会的テーマに純粋に向き合う姿勢が地域でもオンリーワンの企業として認知されています。
函館、道南。地域密着を指針として50年
海・山・川の自然に囲まれたなかに産業基盤のある函館・道南地域は土木コンサルタントの活躍できる機会は多いといえます。ノース技研は地元出身のスタッフが多く、社長以下、社員はみな函館愛にあふれた、あたたかいまなざしを持っています。創業時から函館の暮らしを支える公共インフラ整備の実績が多く、常に地元の人たちが安心して暮らせる町づくりを考えてきました。また技術革新や産業振興事業は函館が内外に誇れるコンテンツを創造するための取り組みといえます。国や自治体から、その意義が認められ、助成金が採択された事業も数多く手がけて来ました。函館・道南圏の発展を念頭に、当社ができることを100%発揮し、これからもダイナミックな活動に邁進してまいります。
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