CREATION

代表取締役社長
布村 重樹
オンリーワン企業を目指して未来をつなぐ
測量・設計からコンサルタント会社へ
 当社は昭和46年、測量や林道の設計などを主業務として設立しました。その後、私が入社した平成5年には建設コンサルタント業の登録を行い、新たなスタートを切ります。当時、道内の建設コンサルタント会社は札幌市内に集中していたこともあり、当社も札幌支店を開設してノウハウの取得や人材育成に取り組みながら基礎づくりを進め、下水道、道路、河川など、経験値を積み重ねていきました。
技術と創造力でオンリーワン企業に
 当社では「技術で地域に貢献するオンリーワン企業を目指す」を企業理念に掲げて日々邁進しています。特に公共事業に携わっていますから、突き詰めているのは技術力。しかし、地域に必要とされないものは残っていけません。時代やニーズとは必ず変化していきます。その中でしっかりと情報収集をしながら、創造力豊かに対応していくことを常に心掛けてきました。  技術屋とは、「従来のやり方を踏襲しながら」というのが基本的な考え方です。新しく変えていくことは簡単なことではありませんが、先駆けて新しいことに取り組めることはとても面白いことであり、幸せなことです。今、測量分野はドローンや3Dスキャナなどを用い、3次元で効率よく測量できるシステムに変革しつつあります。当社では、まだ管内や道内ではほとんど取り組まれていなかった3年程前から、この最先端技術に取り組んできました。
やりがいを持って、人生を楽しく過ごす
 仕事の時間は、一日の中で家族と過ごす時間よりも長いでしょう。だからこそ、楽しく、やりがいを持ち続けられることによって、人生が面白くなるはずです。責任を持ってチャレンジし、壁を乗り越えることによって自分が成長したと感じられる、お客様や上司に褒められることによって幸せを感じる、私は社員のみなさんにそんな仕事をさせたいと思っています。  もちろん、失敗をしてしまうこともあるでしょう。しかし、失敗の経験は次の糧となるはずです。それぞれが自立し、モチベーションを高く持って仕事ができる環境づくりにも力を入れています。資格取得に向けたバックアップ体制を整えていることも、その一環です。取得を目指す社員には社内で勉強会を開いたり、資格手当を明確にすることで、やる気を引き出しています。
地域の発展に貢献したい
 また、当社は函館で誕生した企業ですから、地域に根ざし、必要とされる企業でありたいと願って歩んできました。道南・函館は少子高齢化が進み、若者も流出して経済は停滞期が続いています。地域を活性化させるためにも、新たな雇用、経済的な利益を生み出していかなければ、歯止めがかかりません。道南は農産物や水産物をはじめ、自然、観光資源など、多くの資源に恵まれた地域です。その資源を活用するネットワークをつなげていくのがインフラの仕事でもあります。各分野とコラボすることで新しいことができると感じ、当社では函館湾岸価値創造プロジェクト「函館湾岸コンクリート物語」や「函館がごめ連合」など、異業種交流や産学官連携にも積極的に取り組んでいるところです。地域とのさまざまなつながりを持ちながら、これからも地域に必要とされる企業を目指して、歩みを進めていきたいと思っています。
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